金融工学の考え方と資格 −金融・ビジネス関連資格の取得−
金融工学という言葉をご存知でしょうか。
これは、効率的な資本利用または効率的な金融制度などについて分析、研究を行なう学問のことです。現在、金融工学に直接結びつくような資格は存在しません。しかし、高度な金融市場分析のためには金融工学を学ばなければいけませんし、証券アナリストが分析を行なう際に必要となる部門はあるのです。
現代社会ではいたるところに金融の理論が浸透しています。これは基礎理論とも言えますし、特にデリバティブ(金融派生商品)を扱う場合には必須の学問と言えるでしょう。
大学などで金融工学を学んだとしても、資格取得につながらないのは確かです。
しかし、金融工学は非常に高度な数学的理論となっており、純粋数学の一分野とみなしてもよいほどなのです。そういった意味では、資格はなくても卒業後の就業に必ず役に立つでしょう。
最近では、金融工学に関する公開講座も開催されています。これは、金融工学の考え方を知ることにより現代社会の仕組みも見えてくるからなのです。具体的な内容としては、金利スワップ、信用リスク、証券化、天候デリバティブなどが挙げられます。このような講座では、素朴な考え方に重点を置き、どのような仕組みなのかを易しく解説してくれます。
現在マスコミなどに取り上げられる「金融工学」という用語を直訳すると、Financial Engineering(金融に関する工学・工学技術)となります。しかし、この英語では指す範囲は非常に狭いものとなりますね。日本語の「金融工学」という言葉の方が、文脈によって非常に広い意味となって捉えられるようです。
時には現代的な意味で「ファイナンス」とほとんど同義語のように使用される場合もありますが、一般的にはまだまだ知られていない言葉であるとも言えるでしょう。
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